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ベリーライフの資産運用コラム

資産運用に元本割れ対策は必須! 優先劣後システムとはなにか

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資産運用に元本割れ対策は必須! 優先劣後システムとはなにか

 

 

 

資産運用に元本割れ対策は必須! 優先劣後システムとはなにか

 

資産運用は一定の資金を持つ方にとっては非常に有意義な増資方法です。
しかし、利益を追求する上では元本割れによって損益を計上するリスクを避けられません。
元本保証の投資商品も存在しますが、残念ながらその多くは利益率が低く抑えられています。

 

確実に投資で利益を挙げ、資金を増やすためには工夫が必要なのです。
「優先劣後システム」を初めとしたさまざまな元本割れ対策で、着実な資産運用を実施して行きましょう。元本割れを防ぐ取り組みには多角的な視点が必要ですが、まずは優先劣後システムについて解説します。

 

 

 

優先劣後システムによってどのように元本割れを防ぐのか

 

 

優先劣後システムによってどのように元本割れを防ぐのか

資産運用において企業から売り出された投資商品は、まず利益を受け取る権利「受益権」の優劣によって「優先受益権」によって確保される部分と、「劣後受益権」によって確保される部分に分けられます。
この分類が「優先劣後」の構造そのものです。

 

・優先劣後構造の基礎知識
「優先受益権」を持つ投資家と「劣後受益権」を持つ投資家が同時に同じ投資商品を保持していた時、この権利によって投資家を分類し、利益およびリスクの配当を行う。これが優先劣後の基本だと考えてください。
優先劣後構造は全ての投資商品に適用されているわけではありません。優先受益権を獲得しようと思うならば、「優先受益構造」を採択している商品を選ぶといいでしょう。
優先受益者に対して「優先的に利益を配当」し、劣後受益者にリスクを先んじて配当する、この「優先劣後」の構造は一見して「優先受益権」を優遇するものに思われがちですが、利益率の比重を抑えることで全ての投資家へ配慮されています。

 

・優先受益権を持っている方が有利とは限らない
優先受益権を保持していれば優先的に利益が配当されるとはいえ、優先劣後構造を適用した投資商品の方が投資家にとって安全な商品であるとは限らない、その理由をご説明します。
まず、優先受益者に対してはリターンが低く抑えられているのです。言うなれば、ローリスローリターン。稼ぐための商品としてではなく、元本を減らさないための商品としての運用が現実的だと思われます。
そして、劣後受益者に分配されるリスクについても優先受益者は無関係ではいられません。
劣後受益者が負担する企業のマイナスがカバーしきれない巨大なものとなった時には、優先受益者もまた劣後受益者同様、マイナスを負担することになるのです。
ローリスクローリターンであっても、元本割れのリスクをゼロには出来ないと覚悟しておく必要があります。

 

構造の基本から考えれば、劣後受益者の方がハイリスクハイリターンであり、元本割れリスクは高くなっても増資の機会は多いと言えるでしょう。
しかし、優先劣後権によって損益計上からリスク分配までの時間稼ぎができれば、投資家にリスクが配分されるまでに撤退するチャンスを得られる可能性が出てきます。元本を確実に守りたいのか、それとも少しでも早く増資を実現したいのか、資産運用の目的と、資金力を測りにかけて「優先劣後構造」を採用するかどうか判断することをおすすめします。

代表紹介

代表・齊藤和孝 齊藤和孝

独立系ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

CFPロゴCFP(R)・・・CERTIFIED FINANCIAL PLANNER(R)、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー(R)は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。

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