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ベリーライフの資産運用コラム
「失敗から学ぼう!」FX取引初心者のよくある失敗例
「失敗から学ぼう!」FX取引初心者のよくある失敗例
FX取引は儲かると謡われていますが、投資の中でも難易度が高く皆が皆、必ずしも儲かるわけではありません。
特に初心者の場合ドツボにハマってしまう事も。
そこで初心者が陥り易い失敗例を見ながら、その対策を考えていきましょう。
闇雲に取引する
FX取引で一番やってはならないのが闇雲に売買をする事です。
上がるか下がるかの2択だから「とりあえずどちらかにかけてみよう」、この様な取引は特に初心者にありがちですが、これは非常に危険です。
たしかに極論でいうと2択な訳ですが、これを行ってしまうと完全なギャンブルとなります。運が常に味方するとは限りませんし、FX取引は根拠を探す事である程度推測がつく様になりますので、そちらの方が現実的です。
初心者であってもある程度は分析能力を身につけ、根拠に基づいた取引をする事が後々のためにも大切になってきます。
損切りができない
FX取引では、損切りを的確に出来るかも大切になってきます。
初心者の場合、損が出始めると思考が停止してしまい根拠も無く持ち続けて破綻するケースが多いです。
損切りをしたら持ちかえしてくる場合もあります。難しい所ですが、FX取引は損と隣り合わせの取引ですので、いかに損を減らせるかが利益を上げる以上に大切になってきます。
初心者の場合はまずは損切りを行う癖を身に付けるようにしましょう。そしてその過程の中で、損切りが必要か不要かを判断する資質を養っていく事が大切になります。
市場を把握していない
為替相場は基本的にはテクニカルに基づき推移していますが、突如激しく相場が上下する事があります。経済に影響を与える事件や発言が発表された、経済に影響する統計資料や指標が発表された場合などです。
初心者の場合「そういったニュースを把握していなかった」「理解出来なかった」という理由から大きな損を被る事が多いです。
為替相場はニュースに敏感ですので、初心者であっても各メディアのニュースをチェックし市場の動向をよく把握した上で取引に挑む事が大切になります。
また発表された情報とは真逆の難易な動きをする事もありますので、初心者の場合はニュースが出る局面では極力取引を控える事をおすすめします。
常にポジションを持とうとする
より多くの利益を狙うため常にポジションを持とうとするのが、少し慣れてきた初心者に多い傾向あります。
ただし初心者はもちろん熟練者であっても危険な行為です。
為替相場は、狙い目な局面と狙い目でない局面があります。どの様な局面でも常に儲けるというのは至難の業です。
常に取引しようとするのではなく、これはいけると判断できたタイミングで取引する事が損を抑えるためにも大切になってきます。
FX取引はリスクも大きいですので、利益を上げる以上にいかに損を抑えるかが大切になってきます。まずは失敗パターンを把握し失敗を減らす事が成功への第一歩となるでしょう。
代表紹介

独立系ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
CFP(R)・・・CERTIFIED FINANCIAL PLANNER(R)、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー(R)は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。