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ベリーライフの資産運用コラム

導入が検討されている【子ども版NISA】はどんなもの?

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導入が検討されている【子ども版NISA】はどんなもの?

 

 

 


 

現在、政府は2016年をメドに子ども版NISAの導入を検討しています

 
NISAとは2014年1月にスタートした、預金から投資への資金のシフトを目指して作られた少額投資非課税制度になります。
その口座開設数は650万件を超え、注目の高さが窺えます。

 

政府が、NISAの対象者を広げる、限度額の引き上げなどを検討するのと同時に、子ども版NISAの創設も検討していることが明らかになったのです。
一体、子ども版NISAとはどのようなものなのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!

 

 

子ども版NISAとは?

 

 

 


 

政府が子ども版NISAを設立する目的の1つには、親世代や祖父母世代の投資を促したい、という思いがあります。
NISAを使用するということは、株や投資信託などに投資することになります。
個人の金融資産が投資へシフトすることで、景気の下支えとすることが出来るのです。

 

有力な子どもNISA案としては、利用対象年齢が0~18歳未満、投資限度額は100万円と考えられます。
また、子どもが18歳になるまでは原則として非課税では引き出せないように調整する方向だと言います。
これにより現在はNISA口座を開設出来ない子どもも、子ども版NISAが創設されることで口座を開設することが出来るようになります。

 

それに伴い、大人版NISAの対象年齢を20歳から18歳に引き下げることも検討されています。
平成26年3月末現在の金融庁の発表では、NISA口座開設数のうち50歳以上が76.4%となっており、若年層に浸透していない状況が明らかになりました。

 
そこで、子ども版NISAを創設することで投資や経済への関心が高まることも期待していると言えます。

 

子ども版NISAのターゲットは【大人】

 

 

 


 

子ども版NISAを創設したからと言って、多くの子どもがすぐに投資できるほどの金額を持っているとは考えられません。
それでは、なぜ子ども版NISAの創設が進められているかというと、ターゲットは大人だからです。

 

2013年、孫への教育資金を1500万円まで非課税で贈与出来る制度が始まりました。
この制度は、いろいろと細かい取り決めがあるもののとても人気が高く、制度が始まった4月から6月中旬までの2ヶ月半に、大手4行だけで1000億円もの資金を集めました

 

このことから、孫へ資金を残したいという要望が多くあると考えられます。
それを証明するかのように、日本の個人金融資産1500兆円の6割を60代以上の人が保有しているという実態もあります。
子ども版NISAは、このような現状を打開するためにも作られたと考えることができます。
祖父母から子や孫にお金が回ってくることで親世代は、教育に回す予定だった資金を他の消費に回すことが期待できるということがあげられます。

 

さらに子ども版NISAは資金の使用用途は決められていないため、金額は教育資金贈与ほど大きくありませんが、将来的に子や孫がその資金を引き継ぐことも出来ます。

 

子ども版NISAの創設の他に、大人版NISAの非課税枠を現在の年間100万円から200万円や300万円にあげることも検討されています。
子ども版NISAの創設前にNISAの仕組みを改めて確認し、どのように使用することで贈与税などが得になるのか検討することが求められていると言えます。

 

代表紹介

代表・齊藤和孝 齊藤和孝

独立系ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

CFPロゴCFP(R)・・・CERTIFIED FINANCIAL PLANNER(R)、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー(R)は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。

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