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ベリーライフの資産運用コラム

ハイリスクでもハイリターン 『先物取引』の仕組みとは

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先物取引とは

 

 

 


 

先物取引とは、特定の商品を、将来の決められた日に、あらかじめ決められた価格で取引する事を、売る方と買う方の間で契約する取引です。
契約する時点では売買の価格や数量だけを約束だけし、将来の約束の日が来た時点で、実際に売買を行います。

 
先物取引の大きな特徴の一つが、約束する時点では『買い』を選ぶことも『売り』を選ぶことも出来る点です。
対象の商品の価格が、決められた日までに現在よりも上がると予想したら『買い』、実際に価格が上昇したら転売して差額の利益を得ることができます。

 
反対に、価格が下がると予想したら『売り』から始め、実際に価格が下落したら買い戻しをする事で利益を得ることができます。
相場の上がり下がり、両方の面において利益を得るチャンスがある取引です。

 

 

 

 

先物取引の4つの特徴

 

 

 


 

1:様々な物が取引できる
先物取引には、商品・株式・債権・金利など、様々な商品を対象にした取引があります。
証券取引所で取引されている株価指数から、商品取引所で取引されている小豆・トウモロコシなどの商品、金やプラチナなどの貴金属等が主な先物取引商品です。

 
2:実は身近でわかりやすい
先物取引というと難しいもののように感じますが、実際の予想の仕組みはシンプルで、対象商品の価格が『上がるのか』『下がるのか』
を予想するだけです。
例えば、日経平均株価の指数を対象とした「日経225先物」というものがあります。
これは日本の平均株価が上がるのか下がるのかを予想するものです。
テレビを見ていると毎日ニュースで「現在の日経平均株価は◯円です」というのを
耳にしますよね?
このように上がり下がりの情報は頻繁にニュースで発信されており、情報収集が容易なものも
あります。

 
3:取引に期限がある
先物取引は株式と違い、取引の期限が定められています。
取引期限は最長で約1年です。
どんな商品でも取引期限までに取引を終了しなければいけず、ずるずると先延ばしになることはありません。

 
4:差金決済ができる
先物取引の決済方法は大きく分けて二つ方法があります。

 

一つ目が、決められた期間内に取引代金を支払って、商品を受け取る(もしくは渡す)『現受け・現渡し』という方法。

 

二つ目が、約束の期日までならいつでも反対売買(買ったものを転売するか、売ったものを買い戻す)により決済をすることが可能で、
その価格変動によってうまれる差額だけのやりとりで取引を終了する『差金決済』という方法です。

 

この差金決済を活用すると、手元に商品や総取引代金がなくても、取引に参加出来るのです。

 

 

 

ハイリスク ハイリターン

 

 

 


 

魅力的な点が多い先物取引ですが、その一方でハイリスク・ハイリターンという面があります。
先物取引では、少額の証拠金(頭金のようなイメージ)を預けるだけで、その何倍もの取引が出来る
という大きな特徴があり、これをレバレッジ効果と呼びます。

 
例えば、金1gの価格が3000円だったとした場合、商品先物取引では、最低取引単位というものが定められています。
金の場合は最低単位が1kgと設定されているため、普通に考えれば3000円/g×1000gで300万円が必要となります。

 
しかし、これは実際に将来の決められた日に必要となる金額であり、先物取引の契約の際には証拠金である10万円程度があれば取引可能です。
(証拠金の金額は取引所が定めていて価格変動します)。

 
つまり、手元にそこまで資金がなくても、それ以上の大きな金額の商品を取り扱い出来、そこで差額が生じた場合のリターンも大きくなるのです。
その半面、もし価格変動が予想に反した場合は、証拠金以上の大きな損失となる恐れもあり、まさに
ハイリスク・ハイリターンな取引なのです。

 
このように先物取引は一件簡単そうに見えて、実際には失敗した際に短期間で大きな損失となる危険性もある資産運用方法です。
リターンとリスクがどのくらいあるのか十分に理解した上で取引を行う必要があります。

代表紹介

代表・齊藤和孝 齊藤和孝

独立系ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

CFPロゴCFP(R)・・・CERTIFIED FINANCIAL PLANNER(R)、およびサーティファイド ファイナンシャル プランナー(R)は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。

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