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投資(資産運用)が必要な時代

投資(資産運用)が必要な時代

2023/08/15

住宅ローンは見直せます

コロナ禍が一段落して、4年ぶりに規制のないお盆休みを迎えています。

この間、日銀はYCC(イールド・カーブ・コントロール)を0.5%とから1.0%に拡大すると発表して一時的に金利上昇=円高、という空気が流れましたが、実際に金利が上がるわけではなく、その後むしろ円安が進む状況になりました。

2022年度の消費者物価指数が発表されて3.1%という数字がでました。

これは季節によって大きく左右される生鮮食料品などを除いた物価の上昇率を示したものです。明らかにここ数年のうちで、この1年間はものの値段の上昇がだれにでもはっきりと認識できるレベルのものになっていると思います。

非筒の要因としては為替の円安・ドル高にありますが、3年にわたったコロナ禍も大きく影響しているようです。

90年代のバブル崩壊以降、長きにわたってデフレに慣れてきた私たちは、これまではお金は減らなければよい、つまり元本が守られるものに多くのお金を預けていても資産価値が減少することが無い時代を生きてきました。

しかし、この1年で物価が3%も上がっているのに、預貯金の金利はどうでしょう?0.00数%とほとんどゼロと言っても良い状態がいまだに続いています。

日銀総裁が交代したことで、これまでの異常なまでの金融緩和政策が見直されるのでは、という見方もありましたが、予想に反して(あるいみ予想通り)金融緩和は継続されるという発表がありました。

為替の変動は、他にも多くの要因が関係しますが、このことにより少なくとも大きく円高に振れる要因がなくなりました。(現状1ドル=135円前後)外貨での資産形成は為替の変動によりマイナスになるリスクもあります。しかし、何もリスクを取らないところにリターンの可能性はなく、デフレで物価が下がっていく時はそれでも資産価値は殖えますが、はっきりとしたインフレの今は、預金だけしているという事は資産を減らしていることになるのです。

資産形成、資産運用と一言でいっても、今自分が持っている資産の額や内容によって選択肢は変わってきます。

いずれにしても、預金だけで良いという時代ではなくなりました。自分自身で投資を学ぶこと、適切なアドバイスを受けながら資産分散していくことはこれからの時代、どなたにとっても必要なことになるのではないでしょうか?

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