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ライフプランの考え方とタイミング

ライフプラン、という言葉はだいぶ以前からかなり浸透してきたように思います。

とはいっても、FPである私は日常よく使う言葉であるからそう感じているだけかもしれませんが、実際多くの方はどんな時にライフプランを意識するのでしょうか?

 

弊社にご相談に来る方のタイミングはそれぞれなのですが、ここ3~4年は超低金利と地価の高騰で不動産が活気づいていることもあって住宅ローン相談が多かったように思います。

入り口は千差万別ですが、ライフプラン全体を見渡していくと、その時は気づいていなかったことが表面化して問題になっていたことの解決に大きく近づけるということが多々あります。。

人生の転機といえば、就職、結婚、出産、住宅取得などがあげられて、まさにそのタイミングに相談に見える方が多くいらっしゃいます。

他にも、転職、家族の環境変化(親、兄弟との死別や離婚)早期退職、リストラなどがあり、人生の転機は必ずしもハッピーなシーンばかりとは限りません。

例えば、相続の相談などは大きな資産を持っている人だけの問題で自分には関係ない、と考えている人が多くいらっしゃいますが、そういう人に限って相続が起こってからしなければならないことの大変さに気づいて、慌てて相談に来るというケースがあります。

本来は長く時間をかけて、財産を次の世代にどのように引き継いでいくかを考えるのが相続で、その資産の多い、少ないはあまり関係ありません。最近では終活という言葉があるように、自分自身で人生のエンディングノートを作成して安心して老後を過ごそう、という風習も見られるようになりました。

一つ言えることは、ライフプランは「備えあれば憂いなし」をまさに象徴しているということです。計画を立てて先を見通す、ということを早く始めれ置けば置くほど、予定と違ったことが起こった時に対処する選択肢もいろいろと選ぶことができます。

今はまだ必要ない、と思っていても時間のたつのは早いものです。準備して備える時間がたくさんあればあるほど、リスクを小さく抑えて将来に向けて大きな成果を期待することができます。

長引くコロナ禍で自粛や在宅時間が増えているようでしたら、是非将来のライフプランについてじっくりと考えてみてはいかがでしょうか?